
Data Center
高松第2データセンター
バーチャルツアー

バーチャルツアーとは
施設や主要設備のイメージをふんだんに使い説明することで、高松第2データセンターについて、ユーザーの皆様により詳しく知っていただくためのコンテンツです。

高松第2データセンターは東京から空路で約100分とアクセスしやすい場所にあります。
海から遠く、高台にあるため、南海トラフ大地震で想定される津波の影響はなく、液状化の危険性も極めて低い地域です。
歴史的にも、地震や津波など自然災害が少ない地域なので、ディザスタ・リカバリ拠点にも最適です。
建物屋上には太陽光発電パネルを備え、館内照明などの電力として利用しています。

入館にはWebによる事前入館申請が必要です。受付で本人確認実施後、入室許可証「ICカード」を発行します。
高松第2データセンターでは、危険物や、情報媒体などの手荷物持込み制限を実施しています。

【受付】
24時間365日有人対応

セキュリティゲートをご通行いただく前に持ち込み物品の目視検査を行います。
ハードウェアや、USBメモリなどの持ち込み・持ち出し品を監視する金属探知機を通過後、入室許可証「ICカード」を照合してセキュリティゲートを通過します。

【セキュリティゲート】
金属探知機通過後に、入室許可証「ICカード」を照合してセキュリティゲートを通過します。

機器搬入は、雨天でも安心な専用の屋内トラックヤードをご利用いただきます。トラックヤードは4トン車が1台入場できます。
シャッターを閉めて作業ができるので、セキュリティが確保できます。

搬入用エレベーター、人荷用エレベーターを各1基完備しており、大型機器の搬入も可能です。

入室許可証「ICカード」を照合して、サーバールーム前室へ入場します。共連れ防止機能を備えているので、お一人ずつご入室いただきます。

【生体認証装置】
サーバールームへの入室には、入室許可証「ICカード」による照合に加え、生体認証装置 ( 掌静脈認証 ) による 本人確認を実施し、高いレベルのセキュリティを確保しています。

サーバールームは、高密度電力利用に対応するため、空調の冷気を効率的に利用するコールドアイルキャッピングを標準採用しています。
電源やネットワークケーブルは全てラック上に配線しており、各ラックに引き込みます。
十分な床耐荷重があるので、大型機器やブレードサーバーの設置も可能です。

【ガス消火システム】
サーバールーム内では水を使わない窒素ガス消火システムを採用、 火災予兆検知システムを導入しています。

【標準ラック】
標準ラックは、ラック耐荷重1000 kg、ユニット数46U、一般的なデータセンターに比べて高い機器積載効率を誇ります。 また、1ラックあたり最大 定格21kVAと高い電源供給力を実現しました。

通信ケーブルは、南北2ルート以上の引き込みにより冗長性を確保しています。

冷気は床下からラック前面へ吸込まれ、サーバー機器の排気熱はラック背面へ排出され、下のフロアの空調機へ戻ります。
省エネへの取り組みとして、外気冷房を採用しており、年間の約60%の時間は外気のみで冷房します。

【カスケード空調】
高松第2データセンターでは、高密度電力利用に対応するため、カスケード空調という空調方式を採用しています。 サーバールーム直下のフロアに大量の冷たい空気を蓄え、サーバールームに送り込むことにより、 むらなく均一にラックの冷却が可能です。

高松第2センターの熱源は空冷と水冷を併用しており、屋上には空冷モジュールチラーおよびターボ冷凍機の冷却塔が設置されています。 万が一ターボ冷凍機が使用できなくなった場合でも、空冷モジュールチラーのみで100%冷却可能な能力を有しており、 サーバー室の空調機を停止させることはありません。

サーバールーム直下のフロアにあるUPSルームからサーバールームに空調の冷気を送り込みます。
UPSはN+2の高い冗長性を確保しています。
また、空調用にもUPS電源を確保しており、停電時も空調を止めることなく運用することが可能です。
受電は本線・予備電源2系統受電方式を採用、異なる変電所からの電力引き込みによりさらに信頼性を高めています。

非常用発電機はN+1冗長構成で設置しています。無給油での連続稼働時間は72時間以上です。
また、複数の燃料会社と優先供給契約により、非常時でも優先的に燃料の供給を受けることできることから、72時間経過後も継続して安定した電力を供給できます。

建物は、東日本大震災クラスの震度7クラスの地震にも耐えうる耐震性に加え、 積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパーを組み合わせた免震構造を採用しています。
これにより建物に加わる衝撃 ( 加速度 ) を最大80%程度低減し、お客さま機器への影響を最小限にします。

【積層ゴム支承】
建物を支えるとともに揺れの力を抑えます。

【弾性すべり支承】
揺れの力を逃しながら、建物を支えます。

【オイルダンパー】
揺れの力を吸収します。

お客さまに無料でご利用いただける休憩スペースを用意しています。 飲食ができるカフェテリアには、飲料や軽食の自動販売機を用意しています。Wi-Fiインターネット接続も利用いただけます。

【シャワールーム】
シャワールームを用意しています。
シャワールームの隣には、ソファーベッドを備えた仮眠室も用意しています。 長時間の作業時でもゆっくり休憩いただけます。

【リクライニングチェア】
リクライニングチェア、テレビも用意しています。

【会議室】
お客さまにご利用いただける会議室を用意しています。

データセンターオペレーターは24時間365日お客さまのシステムや機器を監視・運用しています。
ラック施錠管理や、ラック単位の温度・電流の監視も行っています。

サーバーの設定作業などを快適に行っていただくくための作業室を用意しています。